「ニキビはオロナインで治る♪」
・・・と、口コミで広まっているものの、それって本当なの?もしかすると、オロナイン以外の理由でたまたまニキビが治ったってことも考えられますからね?
実際のところを一緒に暴いていってやりましょうよ!
↓
Contents(見たい目次を押せば、そこにすぐ飛べます)
オロナインとは
CMでは、「オロオロナイナイオロナイン~♪」というフレーズでおなじみ!ちびまる子ちゃんが出演しているものですよね~。
※オロナインの正式名称は「オロナインH軟膏」。大塚製薬が1953年より販売している「皮膚用抗菌軟膏剤」。
公式サイトにあった、オロナインヒストリー:http://www.otsuka.co.jp/ohn/history/jp/
いろんな使い道があるため、1家に1つは置いてあると言われるぐらいの万能薬!私マイケルの家にも1つありますよ~!「どんな使い道があるか?」については、このページの下のほうに目次で「オロナインの裏技活用法11選」に書いておいたので、そちらをどうぞ~。
このページでのメインは、
「ニキビにオロナインは本当に効くのか?」
ニキビならマイケルに任せてください^^(オロナインの効能にあるあかぎれ・しもやけ等は私の専門ではないので他で頼ってください~)
オロナインの効果・効能↓(サッと目を通すだけでかまいません)
- にきび
- 吹出物
- はたけ
- やけど(かるいもの)
- ひび
- しもやけ
- あかぎれ
- きず
- 水虫(じゅくじゅくしていないもの)
- たむし
- いんきん
- しらくも
成分・ニキビへの効果
ニキビへの有効成分として挙げられているのが、
「クロルヘキシジングルコン酸塩液(20%)」=殺菌・消毒効果を持っている→赤ニキビにgood!
クロルヘキシジングルコン酸塩液は、刺激も少ないしイイネ!
※クロルヘキシジングルコン酸塩液は、オロナインにのみ配合されている成分です。他に含まれている製品はありませんでしたよ~。
以下添加物、サクッと読めるようにカンタンにまとめておきました↓
- 硫酸Al/K=血を止める、止血剤。オロナインの効能である「ひび・あかぎれ・やけど」にgood!
- オリブ油(オリーブオイルを精製して、医薬品向けにしたもの)=液体から固形にする。
- グリセリン=保湿こうか
- ステアリルアルコール=保湿こうか&使いごこちを良くする。
- サラシミツロウ=保湿こうか
- ワセリン=保湿こうか
- 香料=刺激物><
- 精製水=普通の水よりか良い(普通の水には塩素が含まれており、精製水には含まれていない)
- ラウロマクロゴール=合成界面活性剤
- ポリソルベート80=合成界面活性剤
- マクロゴール=合成界面活性剤、合成ポリマー
- 自己乳化型ステアリン酸グリセリル=合成界面活性剤
いや、ちょっとまて、オロナイン、アウト!アカン!顔に使っちゃダメ!!ニキビに塗るなんてもう最悪!!!
すでにオロナインを顔に塗ったことがある方も、落ち着いて。ひぃひぃふぅ。ひぃひぃふぅ。。よし、読み進めていきましょう←
オロナインに含まれている、
- ラウロマクロゴール=合成界面活性剤
- ポリソルベート80=合成界面活性剤
- マクロゴール=合成界面活性剤、合成ポリマー
- 自己乳化型ステアリン酸グリセリル=合成界面活性剤
上記4つ、すべて「合成界面活性剤」になります。
※合成界面活性剤とは、、、
超強力な洗浄力!ニキビの原因である皮脂を落とす・・・どころか、皮膚ごと落とすぐらいパワフルなんですよ。。。もし合成界面活性剤で顔を洗ってしまえば、皮膚のバリア機能は崩壊・・・敏感肌になって・・・さらには乾燥肌になって・・・!!最終的に、ニキビだらけのブツブツ肌になることは、まず間違いないでしょう。
合成界面活性剤は、食器用洗剤に多く含まれています。言ってしまえば、食器用洗剤で顔を洗うようなもの。。。うわぁ、、、想像しただけでもつらい・・・><
食器用洗剤を使っていると、手の肌が荒れた経験のある人も多いですよね?手よりも顔の方が皮膚が薄いので、もっと荒れます、荒れ放題。
一応言っておきますけど、大げさになんて言っていませんからね?どうしても疑いたいなら、食器用洗剤で顔の一部に塗ってみれば分かります。ぜっっっったいオススメはしませんけどね!!!
ニキビ跡にも効果はあるのか
オロナインでニキビが治るやら、ニキビ跡には効果的やら、そんな話をしている場合じゃなくなってきました。。。
本当に、オロナインを顔に使うのは止めたほうが良い。可能性でいうと、一時的にニキビ(炎症を起こした赤ニキビのみ。膿んだ黄ニキビ・炎症を起こす前の白・黒ニキビには意味ナシ)が治まるパターンもあります。しかし、将来的には皮膚を壊していくので、ニキビ肌になりやすいだけという、最悪なサイクル・・・。
ちょっと休憩したい方はどうぞ
休憩スペースを設けておきましたよ~。全部一気に読み進めるのも大変かなぁ、と思ったので、寄り道したい人だけどうぞ~^^
「オロニャイン」って、知ってます?
「あぁ・・・かわいい・・・!!」
オロニャインについて:http://matome.naver.jp/odai/2142264365369998401
オロナインに関してのリアルな口コミ
アットコスメの口コミ・評判では、7点満点中「5.6」!5点後半は高い!!・・・ですが、しもやけやあかぎれなど、ニキビを治すため以外で使っている人がたくさんいるので、あまりアテにはしないでおきましょう。
気になる口コミを見つけたので、引用しておきます↓
オロナインは、殺菌消毒剤です。
私の実家は、メンソレータム派だったんですが、ある日誰かがオロナイン買ってきました。
結果我が家では不評でしたね。
元のメンタムに逆戻り、私も子供心にこれは使いたくないなーと・・・1、医薬品なのに、化粧品のクリームの様な使用感、化粧品の匂い・・紛らわしい・・ふざけてる。
2、適応がでたらめ、消毒で傷、やけど、ひび、あかぎれ、しもやけは治りません。
(今は消毒しない方が早く治るというのが当たり前になっています。)
3、メンタム(ワセリン)に比べて、傷の保護作用が劣る。
4、虫さされに効かない。
5、莫大な金額を宣伝に使っている!!←これはすごかったですよ、おふざけも度が過ぎる、
昔話は止まらなくなるのでやめときますが。ところで気になるのは添加物ですが、(医薬品の添加物はでたらめです、必ず調べて下さい)
私の調べたところによると、1、ラウロマクロゴール=ポリオキシエチレンラウリルエーテル=ラウレス、らしいです。
合成界面活性剤で、浸透力、、乳化力が強く、局所麻酔作用もあります。
洗浄力も強いのでシャンプー等に使われます。2、ポリソルベート80、 合成界面活性剤です。 オイクレ等に使われます。
3、マクロゴール=ポリエチレングリコール、 合成界面活性剤、合成ポリマーです。
4、自己乳化型ステアリン酸グリセリン=ステアリン酸グリセリル、合成界面活性剤です。
ふぅ・・・なんかわざわざ調べにくくしてあるような??・・・いや、してます。 分かりにくくしてるって!!
「ご家庭の常備薬」なら、シロウトでも検索できるように書かなくちゃいけません。感触のよいクリームを作るには、合成界面活性剤による乳化が不可欠ですし、
さらに薬効成分(水溶性)を皮膚に浸透させる為に、浸透力の強い合界を使うんです。そしてこれをパックに使うことはどういう事かというと・・・
これだけの多種多様な合成界面活性剤は、まともなクリームではありえない量です。
角栓が取れる、毛穴の黒ずみが取れる、角質が取れてつるつるになる、
というウワサはそれを証明しているようなものです。
バリアを壊し、強制的に水分油分を肌に浸透させることも可能でしょう。
局所麻酔作用がありますから痒みも止まるかもしれません。シャンプーを塗るようなもんです。
もちろん有効成分である殺菌消毒剤や、添加物の香料も毒性が強いです。
結果、毛穴が開く、乾燥する、炎症を起こす、連用すれば効かなくなるというのも当然だと思います。水溶きオロナインの塗布は佐伯チズさんが推奨しているらしいですが、
医者でも薬剤師でもないチズさん、お願いだから無責任な言動だけはやめてほしいです。
医薬品を化粧品代わりに使ってはいけない、使用法を守るというルールは、基本中の基本です。それに美容のプロを標榜するなら成分の事ぐらい、少しは勉強してほしいです。
水を加えたぐらいで、合界の界面活性は変わりません。
どうしてオイルクレンジングの合界ばかりが、悪く言われなければならないのでしょうか。
オロナイン皮膚炎なんて言葉もある事を知っててほしいです。引用:http://www.cosme.net/product/product_id/2602/review/500457933
やっぱ表参道の皮膚科の先生が好きだなー。次皮膚に異常あったら表参道行こ。
ニキビにオロナインは医者は使わないだって!ニキビを治す成分が入ってると思えないだって(^-^)ネットに書いてるみなさん(^-^)オロナインはニキビに効かないって(^-^)皮膚科の先生が言ってたよ(^-^)
— NoGuPeRo (@NgprGb) 2016年5月8日
オロナインを水に溶かした「水オロナイン」なるものが剃刀負けやニキビに良いと聞いて塗り始めて3日目の朝
鏡に映った自分の顔はアンパンマンになっていた
どうやら合成界面活性剤が強すぎて顔がかぶれてしまったようだ
オロナインって怖いわ〜
— 定春@キャッチャー交代 (@xi_acrobatic) 2016年6月27日
SNSでもオロナインの口コミを見て回りましたが、自分のお肌のバリアを壊してしまっていることに気づいていない人がたくさんでしたよ・・・。無知って怖い。。。
口コミで広まったあの使い方、OK or NG?
ネットやSNSで広まっていったオロナインの特殊な使い方ってありますよね~、バンソウコウ・毛穴パック・オロナイン水がそれにあたります。
しかし、本当にやってもいいのでしょうか?
オロナイン with バンソウコウ(絆創膏)
「ニキビにオロナインを塗って、上から絆創膏を貼る」
NG
理由:
絆創膏の中はジメジメしており、アクネ菌(ニキビのできる原因菌)のたまり場になって、アクネ菌がどんどん増えていき、ニキビを悪化させてしまうんですよね~。マスクをすると、口周りが自分の吐息でジメジメするため、マスクの中だけニキビが出来やすくなるのと同じ。
※保湿とジメジメは意味が違います。
- 保湿=肌内部の水分を潤すこと。
- ジメジメ=外部空気の湿気のこと。
毛穴パック
「鼻全体にオロナインを塗って、10分間放置。洗い流した後、冷水で引き締める。」
NG
理由:
皮膚細胞をムリヤリはがした結果、その時だけ「キレイに毛穴が隠れた♪」と、勘違いするだけなんですよね~。繰り返していくうちに、鼻の皮膚がドンドン薄くなっていって、最後は「テカテカの赤鼻」になるでしょうね。。。
鼻の黒ずみ・角質を落としたいなら、肌のターンオーバーを良く(正常に)するのがイチバン。
そもそも、オロナインは「少量」をかるくすりこむというのが正しい方法と説明書にも記載されているんですよ><
オロナイン水
「オロナインを薄めることによって、効果を弱くさせる。」
NG
理由:
効き目もゆるくなりますが、界面活性剤による肌へのダメージは変わりません。別にやってもいいですが、オロナイン水にこだわる理由も特に見つからないのでは・・・?これよりもっと良いニキビケアなんて、山ほどありますからね~。
オロナインの公式説明書:http://www.otsuka.co.jp/ohn/pdf/instruction_jp.pdf
番外編|オロナインはこんな時に使うのがベスト!活用法11選
- やけど
- ひび
- しもやけ
- あかぎれ
- きず
- 水虫(じゅくじゅくしていないもの)
- たむし
- いんきん
- しらくも
以上、オロナインの公式にも記載されている効能、+
- 足がくさいとき
- ワキがくさいとき
殺菌するためにオロナインを使うのは、めっちゃオススメ!
まとめ|マイケルが本音でズバッと!!
一番怖いのが、
「一時的にニキビが治った♪だから今後も使い続けよう♪」
というパターン。
オロナインに含まれている合成界面活性剤の仕打ちは後からやってきます。気づいたときにはもう遅い。。。肌バリアは土砂崩れのように崩壊し、、、敏感肌、、、乾燥肌へと変わっていってしまいます。。。
口コミや評判では、オロナインがニキビに効果的と広まっていたので私も期待していたのに、残念な結果ですよね~。。><。。
【結論】
ニキビにオロナインを使うのはまっっったくオススメしません!!
でもね、
- 足とか菌が繁殖してくさくなってしまったとき
- やけど、キズができてしまったとき
上記2点のような、殺菌・消毒のためにオロナインを使うのにはもってこい!めっちゃオススメ!
※オロナインの危険性を知らない人に拡散するのを手伝ってくれる人、募集してます><!